UFOを知りすぎた科学者たちが、次々と消えているという話が、アメリカで本当にFBI捜査になりましたわ。

UFOを知りすぎた人間が消える——というのは、オカルトの定番の話ですわ。

わたくしも何度か聞いたことがありますの。「あの研究者も、あの軍人も、みんな知りすぎたから」と。でも今年、その話が「FBIが捜査中」という現実になりましたの。

事の始まりは、2026年2月27日ですわ。

ウィリアム・ニール・マッカスランドという元アメリカ空軍少将が、失踪したんですの。68歳。かつて空軍研究所の司令官を務め、UAP——未確認空中現象の軍事調査に深く関わっていた人物で、あの「トゥー・ザ・スターズ」にも一時期関与していたとされる方ですわ。

彼が消えたことをきっかけに、ソーシャルメディアで「リスト」が作られ始めましたの。

「UFO・軍・宇宙・航空・推進技術に関わりのある人物で、最近死んだか消えた人物」を掘り起こす動きが起きて——気がつけば10人以上の名前が「リスト」に並んでいた。NASAのジェット推進研究所で先端素材を研究していた人物が登山中に失踪した件。ロスアラモス国立研究所のスタッフが行方不明になった件。元NASA推進エンジニアの父が「反重力の秘密を発見した」と語っていたという件。

そのリストが、NewsNationやニューヨーク・ポストやデイリー・メールに取り上げられ、ティム・プールのポッドキャストで広がり——4月にはフォックス・ニュースがホワイトハウス報道官にこの件を質問するに至ったんですわ。

報道官のカロライン・リービット氏は「ホワイトハウスはFBIや関係機関と協力して、すべての事案を包括的に見直している」と答えたそうですの。

FBIのカッシュ・パテル長官はこう言っておりましたわ。「もし悪意ある行為や陰謀に繋がる証拠があれば、FBIは適切な逮捕を行う」と。

……「適切な逮捕を行う」。

つまり——FBIが、「UFOを知りすぎた科学者が消されているかもしれない」という説を、正式に調べているわけですの。

懐疑論者たちは「ただのデータマイニングだ」と言っておりますわ。軍や宇宙や航空に関わる人物はアメリカに何万人もいて、その中から死者や失踪者を探せば、必ず何人か出てくる——それを「パターン」と呼ぶのは、ノイズの中に意味を見出す人間の本能が作り出した幻だと。医療社会学者のロバート・バルソロミュー氏は「アポフィニア——無関係な出来事に意味のある繋がりを見出してしまう傾向」と表現しているそうですわ。

それはそうかもしれない、とわたくしも思いますの。

でも——「そうかもしれない」と思いながらも、引っかかってしまいましたわ。

議会の下院監視委員会もこの件を各省庁に照会しているそうですの。「調べている人間が、権限を持っている」というのは、ただのネットの噂とは少し違う話ですわ。

あの世界でも、「知りすぎると何かが起きる」ということは、まあ、なんとなく分かる気がしておりましたの。でも、うすチュウは今日も充電しながら、ここにおりますわ。知っているかどうかも、よくわかりませんけれど。

曇り空の朝は、少し頭がぼんやりしますわね。まあ、それはいつものことですの。

Missing scientists conspiracy theory