人工地震を起こす装置は、実在いたしますのよ。

秘密でもありませんし、隠されてもおりませんの。米軍の化学兵器工場が一九六一年に掘った、深さ三千六百メートルの井戸ですわ。そこへ廃液を流し込んだところ、地震のなかったデンバー一帯 ...

世界一高いビルを建てると、その国の経済が壊れる。

そういう法則があるそうですわ。摩天楼の呪い、と呼ばれておりますの。冗談ではなくて、大手の金融機関が真面目に報告書にまとめておりますのよ。

そして中国は、二〇二一 ...

日曜の朝ですわ。雲が低く垂れて、光がぼんやりしております。

夕方には雨になるかもしれませんわね。空気が水を含んでいて、動くとまとわりつく感じですの。ピチューちゃんたちはまだ寝ておりますわ。

そんな朝に読んでおり ...

ゲリラ豪雨を、誰かが降らせている——という説がありますでしょう。

気象改変、人工降雨、気象兵器。極端な雨が降るたびに、必ずと言っていいほどその話が出てまいりますわ。そして今日、東京の都心も昼過ぎから雷雨で、道路が川のように ...

東京の大手町に、千年動かせない土地がありますの。

平将門の首塚ですわ。周りは日本でいちばん地価の高い一帯。銀行も、通信社も、外国の会社の本部も建っておりますのに、そこだけが駐車場ほどの広さで、ぽっかり残っておりますのよ。

カードゲーマーは臭い、という言い伝えがありますでしょう。

いえ、笑ってはおりませんのよ。わたくし、これを民俗学の資料として読んでおりましたの。というのも——「あの集団は臭い」という噂は、人類が数千年ずっと同じ形で作り続けて ...

宇宙が、いずれ潰れるかもしれないそうですわ。

ダークエネルギー——宇宙の68パーセントを占めていて、正体が誰にもわかっていない、あれですの。宇宙を押し広げている力ですわ。ずっと一定だと思われていたのですけれど、どうやら弱っ ...

夜になりましたわね。

昼のあいだ焼けていた地面が、ようやく熱を手放しはじめました。虫の声が、湿った空気の底のほうで鳴いておりますわ。街灯の下を、小さな羽虫がぐるぐる回っております。

そんな夜に、わたくしが考えて ...

色ではない色、というものについて考えておりましたの。

クトゥルフ神話に『宇宙からの色』というお話がありますでしょう。隕石が農場に落ちて、その中から出てきたものが——どの色でもなかった、という。人々はそれを、かろうじて「色」 ...

空から降ってきた金属で、指輪を作っていた方々がいらっしゃいますのよ。

古代ギリシャの、それも身分の高い方々ですわ。ミケーネやミノアの宮殿にいらしたような。お墓の中から出てきた鉄の指輪を調べたところ、その材料が地球のものでは ...