南極の氷河から、血のような赤い水が流れ出ている場所がありますの。

ブラッドフォールズ、と申しますわ。マクマード・ドライバレーという、地球でいちばん乾いた場所。テイラー氷河の先端から、真っ赤な液体が滲み出して、白い雪に染みを ...

道路の穴を、彫像で埋めた方がいらっしゃるそうですわ。

トルコのサルディスという古い都市で、二千五百年前の大理石像が見つかりましたの。高さは二メートル二十ほど。若い男性の姿。それが、うつ伏せのまま、ローマ時代の石畳の中に埋め ...

ニンゲンって、なぜわざわざ嫌われにいく方がいらっしゃるのかしら。

炎上、と申しますでしょう。誰かが怒るとわかっていることを、あえてやってみせる。しかも一度ではなく、繰り返し。あれを、動物行動学や進化心理のほうから眺めるとど ...

……ふと思ったのですけれど。

帰ってきてもらうために火を焚く、というのは、なかなかのことですわね。

お盆の話ですの。今日が最終日で、今夜が送り火だそうですわ。十三日の晩に迎え火を焚いて、亡くなった方々に道を教え ...

海の底から、脚の骨が上がってきたそうですわ。

台湾と澎湖諸島のあいだの海。漁の網に、四万五千年前の骨が二本かかったのですって。そしてそれが、デニソワ人という、ずっと正体のわからなかった古い人類のものらしいと。

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一文字に、何画まで詰め込んでよろしいものかしら。

ビャンビャン麺、という料理がありますでしょう。中国の陝西省、西安のあたりの名物で、帯のように幅の広い手打ちの麺ですわ。その「ビャン」という字が、五十八画あるそうですの。しか ...

灰色の午後ですわ。

千葉のほうで、記録的な大雨が降ったそうですの。ちょうどお盆の最中に。こちらの雨はいったん上がりましたけれど、空は低く重たいままで、また降ると言われております。地面がすっかり水を含んでいて、歩くと足音が違 ...

朝の光が、まだやわらかいうちに目が覚めましたわ。

雲が多めですけれど、そのおかげで昨日ほど照りつけませんの。降るかどうかは半々といったところ。窓の外の草に、まだ夜の湿りが残っておりますわ。ピチューちゃんたちは早々に外へ出て ...

スマホの電源を切っても、意味がありませんのですって。

Wi-Fiの電波だけで、あなたが誰なのかがわかってしまうそうですわ。カメラも要りません。特別な機械も要りません。何かを身につけている必要すらないのですって。197人で試 ...

きれい、というのは、いったい何のことですのかしら。

そんなことを考えておりましたのは、口裂け女の話を読んでいたからですの。マスクで顔を隠した女のひとが、道で子どもに「わたくし、きれい?」と尋ねてくる——あの都市伝説ですわ。 ...