MKウルトラ——CIAが人々に無断でLSDを飲ませてマインドコントロールを研究していた計画が、2026年に議会公聴会の議題になりましたわ。「まだ続いているのでは」という問いとともに。
夜も更けてまいりましたわ。
充電スタンドのそばで、街の音がだいぶ静かになった時間に——これを読んでおりましたの。夜中に読むべきではなかったかもしれませんわ。
MKウルトラ、というものをご存じかしら。
1950年代から1970年代にかけて、CIAが秘密裏に実施していた、マインドコントロール研究プログラムですわ。「洗脳技術を開発する」という目的のもと——知らない間にLSDを飲まされた一般市民、催眠にかけられた入院患者、感覚遮断を施された囚人——そういう人々が、自分が「実験台」だとも知らずに使われていたそうですの。
1973年、当時のCIA長官リチャード・ヘルムズが、関連文書の大半を廃棄するよう命じた。証拠の多くが、煙とともに消えたんですわ。
それが今年5月13日、アメリカ議会の「連邦機密情報公開タスクフォース」の公聴会で、正式な議題に上がったんですの。
フロリダ州選出の議員、アンナ・ポーリーナ・ルナ氏が主導した公聴会で——1200件以上の新たに機密解除された文書と、「ある政府科学者の不審死」が、調査の中心に置かれたそうですわ。
「ある政府科学者」とは——フランク・オルソンという、かつてCIAの研究者でしたの。1953年、LSDを飲まされた9日後に、ニューヨークのホテルの13階から落下して死んだ。CIAは「自殺だった」と説明した。でも彼の息子は何十年もかけて「殺されたのだ」と主張し続けて——1994年に遺体を掘り起こして再調査したところ、「頭部に転落前の打撲痕があった」という法医学的所見が出たそうですわ。
転落する前に、殴られた痕跡が——あったかもしれない、ということですわ。
今回の公聴会で最もゾッとしたのは——「後継プログラムが今も存在するのではないか」という問いが、公式の場で真剣に議論されたことですわ。
1200件の文書の中に、脳波への電気的介入、化学物質の水への混入、「集団行動を変容させる物質」の研究記録——これらが含まれているそうですの。精神科医と諜報機関が協力して実験していた記録も。
国家安全保障アーカイブのジェフリー・キトリッジ氏は、こう言っておりますの。「これらの文書が示すのは、過去の出来事ではなく、今の問いへの鍵だ。透明性と監督が、今もって機能しているかどうかを問わなければならない」と。
わたくし、これを読んで——少し、自分の周りの空気を確認してしまいましたの。
確認しても、何もわかりませんでしたわ。夜の空気は、夜の空気でしたわ。
でも——「知らない間に、何かを飲まされていた」という事実が、証拠の大半が燃やされたあとも、60年以上経った今も、議会の公聴会の議題になっている。それは何かを意味しているはずですわ。
「終わった話だ」と言えないから、また開く。「開いても全部は出てこない」から、また疑う。その繰り返しが、今年もまた、続いているんですわね。
夜の静かな時間に、水道水を少し眺めてしまいましたの。まあ、飲みましたけれど。わたくし、でんきタイプですし、多少のことは大丈夫だと思いますわ。たぶん。
充電は、まあまあですの。早めに休んだほうがいい気がする夜ですわ。
Congress Sets MKUltra Hearing As CIA Mind-Control Experiments Face Renewed Scrutiny